ゲーム
人形遣い Master
update: 2019-12-24 / release: 2019-12-24
プレイ人数 | 2 人 |
完成度 | 未評価 |
概要
プレイヤーは手札から場にカードを出し、相手よりも早く手札を使い切ることを目指します。
このゲームには、カードのプレイにおいて優先権を持つ攻撃者と、それ迎え撃つ形でプレイする防衛者がいます。 いずれの立場においても、手札を減らすと同時に強い札を確保しておくことは重要です。
準備
値が0のカードを除いた31枚の人形カードを良く混ぜ、山札にします。
山札はお互いの手の届くところ、かつテーブルの端の方に置きます。
値が0のカードは山札の隣に90度倒して置きます。
お互い山札から6枚引いて手札にします。
お互いの間の空間を場とします。
場の、山札と反対側を捨札置き場とします。
平等な方法で最初の攻撃者を決めます。
もう片方が最初の防衛者になります。
進行
ゲームはラウンドを繰り返すことで進行します。
ラウンド中は何度かの手番が行われます。
プレイヤーが手詰まりになるか、自ら降りることを宣言するとラウンドが終わります。
ラウンドの終わりで手札の補充を行ったあと、手札を持たないプレイヤーがいたら、その相手が即座に敗北します。
ラウンドの進行
ラウンドのはじめでは、どちらかが攻撃者で、もう片方が防衛者です。
攻撃者から交互に手番を繰り返します。
手番
手番では、以下のことができます。
攻撃者と防衛者で、できることが異なります。
攻撃者
- 手札から場に、1枚だけ札を出します。
- 場に札がなければ、任意の札を出せます。
- 場に札があれば、相手を含めた場の札の最大値よりも小さな値の札を出せます。
- このとき、札は前回自分が出した札の隣に置きます。
- 出せる札がないか、出したくないときは、ラウンドを降りる宣言をします。
- ラウンドを降りたら、攻撃者の撤退でラウンドが終わります。
防衛者
- 手札から場に、1枚だけ札を出します。
- 直前に攻撃者が出した札に対し、より強い札(後述)を出すことができます。
- このとき、札は直前に相手が出した札の手前側に置きます。
- 直前に攻撃者が出した札に対し、より強い札(後述)を出すことができます。
- 出せる札がないか、出したくないときは、ラウンドを降りる宣言をします。
- ラウンドを降りたら、防衛者の撤退でラウンドが終わります。
防衛者が手札を使い切った場合、このラウンドは守りきったこととなり、攻撃者が(まだ手札が残っていたとしても)撤退してラウンドが終わります。
「より強い札」
より強い札とは、以下のような札です。
- 相手の札のシンボル数と同じシンボル数で、値がより大きい札
- シンボル数が1か0の札
- 相手の札もシンボル数が1なら、シンボル数が1でより値の大きい札か、シンボル数が0の札
選択ルール: 「逆転」
これは選択ルールです。 予め、採用するか否かを合議の上決定してください。
このルールを採用したら、攻撃者の出した札に対し、防衛者は反対の関係にある札(リンク先を参照)を出せます。
防衛者が反対の関係にある札を出したら、その瞬間から防衛者と攻撃者が入れ替わり、ラウンドを継続します。 (防衛者は攻撃者となって、続けて手番を行うことになります。)
ラウンドの終了
ラウンドは、攻撃者か防衛者のどちらかが撤退することで終わります。
どちらが撤退したかで、ラウンド終了時の処理が異なります。
ラウンド終了時の処理が終わった時点で、どちらかのプレイヤーが手札を持っていなければ、ゲームが終了します。
勝敗が決していなければ、次のラウンドに移ります。
攻撃者の撤退でラウンドが終わった場合
- 場の札をすべて捨札にします。
- 攻撃者は手札が6枚になるまで山札から引きます。
- 防衛者も手札が6枚になるまで山札から引きます。
そののち、攻撃者と防衛者が入れ替わります。
防衛者の撤退でラウンドが終わった場合
- 場の札をすべて防衛者が引き取り、手札に加えます。
- 攻撃者は手札が6枚になるまで山札から引きます。
- 防衛者も手札が6枚になるまで山札から引きます。
手札を補充する順番は、ゲーム上意味を持ちますので守ってください。
- 攻撃者と防衛者の役回りは、そのままです。
- 手札が6枚以上あれば、山札から引きません。
- 山札がなくなったら、それ以上引きません。
- また、山札の隣の0の札は、山札の最後の1枚として扱います。
ゲームの終了と勝敗
ゲームが終わったとき、手札を持っているプレイヤーがゲームに敗北します。